楽しては稼げない①
皆さんも、知人の紹介などを通じて「ネットワークビジネス」に接点を持った経験があるかもしれません。私自身も、ある知人とのオンラインミーティングがそのような説明会であったことがあり、すぐに退出しました。
世の中には「簡単に儲かる話」がたくさんありますが、それに飛びついた結果、思わぬトラブルに巻き込まれるケースも少なくありません。中には、法的にグレー、あるいは違法とされるような仕組みも存在します。
ネットワークビジネスは、構造的に“知人を勧誘することで成り立つ仕組み”になっています。これは、人との信頼関係を基盤とする私たちの理念――「自分」「家族」「仲間」「お客様」を幸せに導く――とは大きく反するものです。
信頼を損ねてまで得られる利益には、長続きしないどころか、周囲との関係も壊してしまうリスクがあります。
私たちのビジネスは、誠実な仕事を積み重ねることで信頼が広がり、結果として人とのつながりが増えていくものです。一時的に利益が見込めても、その仕事が信頼を減らすものであれば、持続的な成長は望めません。
過去にも当社から独立した社員が競合に引き抜かれたケースがありましたが、その後の姿は誰も知らず、会社自体の存続も不明です。
逆に、「正しいことを地道に続ける」ことを大切にしてきた私たちの会社は、数ある中で唯一、今も力強く残り続けています。
「鳥貴族」の大倉社長の言葉で印象的だったのが、「正しい会社を作る」という理念。私たちもその精神に共感し、同じ志で日々の経営に取り組んでいます。
ちなみに、今回のネットワークビジネスのテーマは「未来の農業」でしたが、話を聞いているうちに、私の方が内容に詳しいと気づいてしまいました。
これからも、正しい道を選び続ける仲間たちと共に、持続可能で誠実な未来を築いていきます。
私たちが目指すのは、社員が金銭的な不安から怪しい儲け話に巻き込まれるようなことのない、誇りある組織づくりです。誰もが安心して働ける環境と、健全な挑戦ができる制度を、これからも整えていきます。
